「人は皮膚から癒される」
ラウラミーカは、
皮膚に薔薇とシルクの滋養を送り、
まったくしめつけのないつくりで、
体と心が穏やかに解放されている状態を目指して、
下着を作っています。
薔薇シルクで展開しているアイテムは現在11種類ありますが、
その中でも
ラウラミーカが特に大切に思うアイテムは、
ショーツです。
日本で昔から使われてきた
褌(ふんどし)の良さと、
ゴムショーツの利便性を兼ね備え、
薔薇とシルクでお作りしたショーツは、
女性にとって
最上のセルフケアアイテムとなるよう、
様々な要素を盛り込んで作られています。
皮膚に薔薇染めシルクをあてる
「皮膚から吸収されたものは直接血管に入り、排出されずに子宮に溜まっていく」という話は、いろいろなところで様々な方が言われています。それが本当かどうか、まだまだ科学的に立証するには難しいものがあると思いますが、出せずに溜め込んでしまう、という言葉に深い共感を覚えました。
栄養源も摂取すれば化学薬品も同じように摂取する、摂取したあと、私たちの体は、24時間休まず対応してくれています。
様々な身体的精神的ストレスにも対応してくれています。皮膚から吸収するものによって、女性の要である子宮が病んでしまう。またその逆に健やかにもなる。選択次第で全く道が変わってきます。
ならば、人体にも環境にも負荷のかからない、そして心も潤うような下着を作るのが最上の道なのでは、という発想から、無農薬の薔薇とシルク、オーガニックコットン、ヘンプなどの布を掛け合わせ、下着を作っています。
褌の良さ
なぜ褌は体に良いのでしょう。
それは、鼠径部に集まるリンパ腺をゴムによって締め付けることなく、スムーズに老廃物を排出する手助けをしてくれる作りになっているから。
上図の、頸部・腋窩部・腹部・骨盤部・鼠径部はリンパ節群が特に集中している部位。ここをしめつけないでおくことは、とても大事なのだそうです。
リンパ腺は、体全体を網の目のように覆っています。血液が栄養を運んでくれる存在ならば、リンパ腺は不要になった老廃物や、蛋白成分・ウイルスなど病原体を回収しながら排出してくれる、たいへん重要な存在です。
みなさんが健康を考えるときのキーワード、「デトックス」。
それは「リンパ腺を助ける」行為だと、ラウラミーカは考えます。
そのため、褌のように、リンパを締め付けない作りになっているショーツを身につけることは、生まれてから死ぬまで休まず動いてくれる体を、自分の意志で助け、サポートできるチョイスなのです。
ゴムのショーツの利便性
褌が体に良いとはいえ、現代のライフスタイルには、なかなか導入しにくいものであることは確か。使いづらいという小さなストレスが積み重なると、或る日突然「もうイヤ!」と爆発してしまうこともあります。
ゴムのショーツには、豊かな伸縮性による着脱の快適さという、なかなか捨てがたい、素敵な魅力があります。
そこで、ラウラミーカではこのふたつを合わせ、ニット素材のストレッチシルクやシルクサテンを使用することで、緩やかな伸縮性を持ち、さらに、薔薇とシルクの滋養をぎゅっと布に閉じ込めたショーツを作りました。
しめつけはないのに着脱しやすい。目に入る色の豊かさ(ボタニカルダイの色の豊かさについては、こちらをご覧ください)、薔薇の花びらのようなデザインなど、日々目にする大切な要素はもちろん、サステナブルで、人体にも環境にも負荷のかからない染色技術、農薬の使用がない布の選別など、全ての要素において妥協なくお作りしています。
衣服是大薬
布、色、デザイン、全ては、健やかな日々のための、大切な薬となります。
apothecary clothing (薬剤師の布)
着るだけで心が華やぎ、体の全ての部位が喜ぶような下着です。