母が茹で落花生と栗の渋皮煮をたっぷりと送ってくれました。
手間ひまをかけて作ってくれたその美味しさと温かい思いが
しみじみとありがたく、
落花生と栗と、そのどちらにもあるまったりとしたとろみが、
冬支度へ向かう静けさを感じさせてくれました。
私をいつも変わらず大事に思ってくれる母もまた祖母に愛され、
母に愛される私を、祖母も愛してくれて、
今度は母が私の子たちを孫として愛してくれている。
息子と娘を持った今の私は
「子を思う親の気持ちとはこんなにも無尽蔵に湧き出てくるものなのか」と感心しながら、
若い頃には重くも感じた、その母の思いに、改めて心から感謝の気持ちがこみ上げるのでした。
命の連なり
命を紡いでいくこと
それは理屈も何もなしに、ただひたすらに尊く、
命を繋いでいくために為すことは総て、美しい、と
そんなことを思いながら味わった秋の贈り物だったのでした。
器は手前、息子が幼稚園に通っていた時に作ったもの。
奥は白倉えみさんのものです。
えみさんは葉山で月に1度kurakurastorehaouseをオープンされています。
それはそれは美しい築100年以上が経った日本家屋。
パートナーの白倉祥充さんの木の作品も流線が温かくとても好きです。
詳細えみさんのブログにてチェックしてみてください♡