今日のブログはとても私的な感覚を
つらつらと綴っています。
お気持ちが向いた折など、
読んでくださったら嬉しいです?
以前友人と「共感覚」について話していた時に、ふと気づいたことなのですが、
私は人と関わる時、ものを買う時、
食べ物を食べる時、衣服を着る時、
ほとんど癖なのですが、いろいろな物や事を、
縦のエネルギーと
横のエネルギーの
それぞれの強弱で
感じているところがあります。
どういうことかというと、
あくまでとても個人的な感覚なのですが、人や物の佇まいのようなものが、縦を意識させたり、横を意識させたりするんです。
私にとって縦のエネルギーは、意志の力そのもので、堅牢で嘘がなく真摯です。
でも行き過ぎると、排他的で選民的となり、極まで行くと殺人的な狂気を持つと感じています。
横のエネルギーは、親切で庶民的で、論理を超えた一体感です。
でも行き過ぎると、というか横のエネルギーの場合は、結構最初から欺瞞のようなものを含んでいて、巧みに自分を隠すので、初期の段階から用心している、
なんというかエゴに左右されながら変幻自在に形を変えていく、友愛のエネルギーのように感じていて、状況に応じて刻々と連なりを変えていく、良くも悪くも便利なエネルギーのように感じています。
とても私的な感覚なのですが、私これを常に感じながら世界と関わっている節があります。
例えば、布なら、ヘンプはとても縦のエネルギーが強い(時々強すぎると思うからヘンプ100%の布には必ずシルクの下着を合わせています)と感じていて、
シルクは横のエネルギー強めだけど、縦とのゆるやかな融和ができているから安心、とか、リネンや綿は加工でずいぶん違ってくるから用途に合わせて選んだり。
コスメや精油もそんな感じで選んでいて、縦と横のエネルギーのバランスが良いと感じる製品に出会うと、とても感動します。
音楽も、縦と横で感じている節があって、短調で始まるバッハのインベンションが最後長調で終わると、縦から横への物語の帰着点を感じて心震えたり、勇しきベートーベンの縦が窮屈でこの方は横が苦手なんだなあと感じたり、縦の中に隠しがたい横のエネルギーを湛えるブラームスに愛しさを覚えたりしています。
人の場合もそうで、縦と横のエネルギーの織り成し具合を感じているというか、「すごく縦な方なんだなー」とか。「座ってても寝そべってるように感じるくらい横なんだなー」とか、「エネルギー丸い人!」とか、言語化するとそんな感じなのですが、そこまで意識化してなくて、ぼんやりと感じているという風です。
縦のエネルギーと
横のエネルギー。
生命の成長そのものと言われる神聖幾何学「フラワーオブライフ」において一番大切な最初の図形がヴェシカパイシスと言われるのだそう。
(女性器よね。)↓
そして、その円が重なり合った部分(膣ですね)を、クリエイションオブライト、と言うのだそう。
そしてそのクリエイションオブライトの中にひかれた縦と横の線が、フラワーオブライフへと続く図形の連なりの基調になるのだそうです。
私が感じている縦と横のエネルギーが、このヴェシカパイシスと関連しているのか分からないけれど、縦と横の強弱やバランスで、物や事や人を感じている事は確かなんですよね。。。
フラワーオブライフに関しては、大好きなYouTuberナオキマンさんの解説がわかりやすいです?よかったら見てみてくださいね。
良いも悪いもないけれど、どちらのエネルギーも行き過ぎると、いや、なにごともね、行き過ぎると病んでいくよなあと思います。
縦のエネルギーが強すぎると狭量になっていくと感じます。
例えば先ほども少し触れたけれど、大麻(おおあさ)の衣服。
邪気を払いのけるような、大変力強いエネルギーを感じるとともに、スッと背筋が伸びるような、縦に真っ直ぐ伸びる力を感じますが、
ちょっと強すぎるんです。
なんというかな。。。排他的で視野が狭くなってしまうような、これは本当にごくごく個人的な感覚なのですが、強くて狭い。
なので、合わせる布で調整を取ろうとしているところがあります。
横のエネルギーが強すぎると、欺瞞に繋がっていくように感じています。
そこに真実がないような。化合物だけで作られた薔薇の香りで、頭が痛くなってしまうような。
甘やかで一見優しく見えるその奥は、横に広がれば広がるほど、まがいものになっていく。
縦の行き過ぎも横の行き過ぎもどちらも明確な線引きはないので、故にいつも目を凝らして注意している感じです。
(手書きのフラワーオブライフ、美しい。。)
縦と横、というのは、あるいは「知」と「情」というふうに置き換えても良いのかもしれない。
知だけだと狭量になり排他的になる。情だけだとどんどん真実からずれていく。
知と情を一体で扱って初めて円となるのだろう、と。
フラワーオブライフを形成する際の、縦と横の線。
そこに現れるトーラスとしての無限大の循環。
美しい図形の中に立ち現れる運動の形。
難しく複雑にしてしまう私たちの心も社会も、縦横のシンプルな関係とそこにある調和を意図したならば、自然に呼応した生き方にすっとスライドできるのかも。。
ふふふ。
とりとめなくなってきました。。。。(苦笑
ラウラミーカの製品を作る際も、いつも縦と横の調和を見ながら作っています。
心ある方々のサポートと、的確な技術。それらがあって初めて、しっかりとした縦と横のエネルギーが織りなされる。
人の手が成し遂げられることの、その精度は、縦と横、知と情を絶えず行き来し、よくよく見つめながら、そうして初めて高められていくのだろうと思っています。
撮影ができないので、なかなか新しい製品のご紹介ができていませんが、薔薇×紫根の下着シリーズ、そしてリラックスウェア、できあがっています。
6月にはきっと!