2020年が暮れていきますねぇ。。
みなさんはどんな一年をお過ごしになりましたか?
私はいろいろあったけれど、ひとことで言うならばズバリ、「コロナ自粛からのBTSな1年であった」と申せましょう。
なんて素敵なグループなんだと今更知ってしまいました。(遅。
全方位に散りばめられた、キラーコンテンツの嵐。
日々動画を見ては、関連サイトを見ては、感動と感心と何やらいろんな感覚が入り混じって、思わず感嘆のため息を漏らしてしまう1年でした?
きっかけは、JWAVEで流れてたBTSの「DYNAMITE」でした。
「アメリカのミュージシャンが歌ってるのかな」と思いながら、「帰ったらApple Musicでダウンロードしてみるかな」なんて思いつつ聴いてたのですが、
その時のナビゲーターさん(たぶんサッシャさん)が、
「BTSビルボードチャートで1位!韓国のミュージシャンとして初、快挙だよね素晴らしい。」
みたいなことを言っていて、
え⁈
あの英語、韓国のミュージシャンなの⁈ネイティブじゃないの?あのキャッチーな音楽も?いや、だからつまりアメリカ育ちの韓国のミュージシャンてことなのかしら。。と脳内大渋滞となり、帰宅後すぐにYouTube検索。
検索の結果出てきたのは、もう、なんというか日頃美しく若いアジア人男性を見慣れていない衰えた目から眺めたせいだからでしょうか、
本当にごめんなさいなのだけど、きらびやかすぎて、見た目と曲が全く繋がらなくて、
「え、、この方たちがビルボードチャート1位?」
と回路が繋がらず。
俄然知りたくなった私は、さっそく動画の視聴を開始したのですが、その時初めてちゃんと見たMV『BLACK SWAN』が、新しいクラシックバレエの形を見たような感覚で、衝撃的だったんですよねぇ。。
今でも毎日MVを観ています。本当にびっくりするほど毎日。
美しい。
毎日何度観ても新しく美しい。
大好きです。
歌詞の意味を知りたくなり、その意味を知って改めて感動し、深度のその深さに完全に魅了され。。
(dance practice動画も大好きです↓)
この方たちはヒップホップグループ?K-POP??アイドル??色々カテゴライズされているようだけれど、こんなに美しいアーティスティックなグループは韓国にはたくさんあるのか、それとも完全オンリーワンなのか。。知りたい。。
と、興味の赴くままに調べました。
リーダーのナム氏IQ148、ジミン氏名門芸術学校首席入学などなど、「おお!」と思うような基本情報を経て(本当に全方位キラーコンテンツなのよね。。)
ヒョンライン、マンネライン、グクミン、ジンチム、などのなんでしょうか、ファン的括りなのだろうか、、そのあたりもひと通り知りつつ、
アルバムも全て聴き、
ハーバード大学の経済大学院から出てるビッグヒットとBTSに関する経済論文の概要動画(arata dance schoolのあらたさん、説明わかりやすくて聴きやすくてがっつりチャンネル登録しております?)
その他、そもそもK-POPというもの自体に疎かったので、そのあたりも調べたりしました。(調べ物大好き)。
私が衝撃を受けた『BLACK SWAN』は今年の初めに発表されたものらしいのですが、やはり発表当初、大絶賛だったそうです。
特にジミンさんのしなやかで優美な踊りに注目が集まったということなのですが、ジミンさんをはじめ、k-popでダンスのレベルを引き上げているダンサーさんはクラシックバレエ出身の方が幾人かいらして、
それまで男らしいダンスが主流だった世界に、新しい息吹を吹き込んでいるのだそうです。
この曲が出た時BTSはすでに、デビューから7年が経っていたらしく、すでに世界的スターダムを駆け上っていたアーティストだからこその大きな重圧とプレッシャーに苦しむ時期を経て出された楽曲だとのことで、
私これもね、本当に感動してしまって。
BTS誕生のプロセスを知り、7人の人柄や真摯な態度、また韓国という国の民俗学的美点を知るが毎に、なんというか、感謝や感動とともに、世界的な人気に伴う数々のトラブルを知ると、心が締め付けられるような痛みも感じていたので、
そんなことを知っていきながら改めて『black swan』を観ると、余計に感動してしまうのです。(HSPさんってほんとなんでも感動しちゃうんですよね。HSP値振り切る生きづらさありつつも、そんな自分の性質が好きです?)。
光と陰を7人で体感し、悩み、その中で産み出された楽曲。。
何も知らずにただただ心を打たれていた私ですが、
「4秒で書いたようなコメントに4時間も4日間も思い悩むことがある」と言っていたRMの言葉や、過激なファンからの批判やストーキング、殺人予告まで。。
知れば知るほど、ユンギ氏の詩の如く、
“高い青空を夢見たが
此処は高く寒く息が切れる
多くの光が僕たちを照らすほど
影も多くなるもの”
という世界を7人で体験しているのだと、
そして全ての体験をまる抱えにして高いレベルでの表現をし続けているのだと、
そう思うがごとに、深き嘆息、止まらぬのです。
いつか7人は新たな旅に出るのだろうし、今とは違う表現の道に向かうのかもしれない。
にわかファンの私はただただ、7人が幸せであってほしいと願うばかりです。
今年も1年、本当にありがとうございました。
2020年で終わるもの、2021年に始まるもの、
ラウラミーカもいろいろあります。
また新しい年の幕開けと共に、新たな気持ちで進みたいと思っています。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ?