ああ、いよいよ終わりの時がきてしまいました。。。
ガリカローズでチェリーレッドに染めた薔薇シルク。
もう間も無く、終了。
そして、長期欠品に入ります。
日本の染工場を守るため、
本当に心のある職人さんたちの生活を支えるため、
私たちものつくりは、タスク量をあげる必要があります。
つまり、大幅な資金力の投入が必要。
今のラウラミーカには、それがたいへん難しく、知恵を働かせていかなくてはなりません。(お心ある皆様、アドバイスやご提案、アイディアなどくださったらとても嬉しいです!)
2011年の311を機に、
「命のために、命の循環のために、そしてなにより、私という命が輝くための下着を作りたい」
と願い、猛烈に動き、やったことないこと、知らないことだらけの世界に飛び込み、たくさんの方に助けて頂きながら出来上がった薔薇シルクの布。
一方で、その頃私は猛烈な勢いで「5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会」の大磯支部として、放射能問題、内部被曝の問題、給食問題などへの活動をしていたのですが、そのおかげで数々の要人の方と出会い、その方達の大きなサポートのおかげで、たいへん素晴らしいパタンナーさんとの出会いにたどりつき、
人体工学に基づいた「体が至福を感じてくれる下着」のデザインを作っていただきました。
目の前のこと、今の自分の心、そこに集中し、懸命に生きていると、すべてのことが繋がって上昇していくのだと感じた瞬間でした。
自分の意思を超えた何かに動かされているような感覚。
神の采配というのは、このことなのかもしれないと思いました。
また、
これまた神様の采配としか思えない偶然の出会いで、撮影が叶った、
モデルさんと薔薇シルクの融合。
彼女との出会いも、本当に大きかった。
アパレル関係の方に出会うと、「なんか荒いなー」と、会った後疲れることが多いのですが、彼女は稀有ですほんと。。
波動が綺麗。
サーフィンで海と語り、
畑で土と語らう。
これは自分自身の波動をきめ細かにする、とても大切なことなのだろうと、あああ、でも、え?そうでもないんだな、、と感じる人も多いので、
やはり彼女の感受性が高いのだろうと思います。
本当に、すべてに感謝しかないです。
そして、薔薇シルクに包まれる、というチョイスをしてくださった皆様。
本当に、本当に、なによりの励みです。
みなさまのおかげで、次のものつくりに進むことができています。
今話題のドラマ、『陸王』
あれ、ほんと、他人事とは思えない。。。
弱小って、、、
艱難辛苦ありますね。でも圧倒的に楽しい。喜びも大きいです。
来年は、知人のすてきなスペースで展示会をします。
そしてまもなくまもなく、赤ちゃんのための、小さな女の子たちのための、
そして初潮を迎えた少女たちのための下着が始まります。
まだまだ最終調整中で、ここにすごく時間がかかるのだけど、
命の循環、そこを恥ずかしがらずに、社会の高慢さにつぶされることなく、健やかに語り合える女性たちと集えること、そして笑い合い、時に泣き合い(笑)、一緒に一緒に幸せになる、そんなものつくりや場創りをしていきますので、
どうぞ来年もお付き合いくださいませ。
前置きが長くなりましたが、
こちら↓
さようならチェリーレッドの薔薇シルク。。。
ブラとショーツのセット。
かなりの数量限定ですが、オンラインストアに登場しています。
何点かは即納可能、
各サイズ10枚づつは縫製できると思う、とお針子さんからお知らせ
いただいていますが、
薔薇シルクのブラMサイズは終了です。
残り数点は、クリスマスには間に合わないけれど、
お年始には間に合うかしら、という感じでしょうか。
もちろん、祈りの人形と、ポーチも添えて。。。。
次回、チェリーレッドの下着をご紹介できるのはいつになるか。。。。
その時は奥出雲産の無農薬の薔薇に切り替えますが、
なんにせよ染め量が半端ではないので、
それだけの薔薇を用意していただけるかというところも気になります。
コーラルピンクの薔薇シルクは、まだまだ十分にお作りしているので、
しばらくご紹介できます。
いつも皆様からのあたたかいメッセージ、本当に嬉しく拝見しています。
感謝を込めて
ラウラミーカ
くどうみよう