値段のないレストラン

そんなレストランがニューヨーク州のお隣、ニュージャージー州の小さな町にできたのだそう。

好きなだけ食べて、好きなだけ払う店〜HOPE IS DELICIOUS〜
(画像お借りしています)
 

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“アメリカ人の6人に1人が空腹をかかえ、5家庭に1家庭が水準以下の貧困にあえいでいる。
失業や減給をくらうと、人々はまず食費から削ろうとする。
するとどうしても栄養価が高く、バランスの良い食事をとるのは難しくなる。
食べることは、生きることに直結する。生命の根幹だ。”
 
 
 
なんだかこのニュース、
夫婦でいろいろ考えてしまいました。
 

日本も、食材どんどん高くなってく。
毎年20%以上上がっていく可能性もあるようです。

生活用品が値上げし続ける可能性がある中、
きちんとした食材選ぶのたいへん。

本当にたいへん。

外食産業はビックリするほど安くて、
裏で何がどう提供されてこうなってるの???と思うくらい安いけれど、
 
安いには安いなりの理由があるんだな、と感じる話を
そこここで聞きます。
 

だからこそ、
やはり子供たちには、きちんとしたものを食べさせたい。

 
このあいだ、少しホッとした出来事があって、
息子がコンビニのパンケーキに心引かれて、自分のお小遣いで買ってきて、

ひとくち食べて、

「変な味がする」

と言い、吐き出しました。

私も食べてみたら、なんというか、金属のような味がする。
 
その味がどこから来ているのか分からないけど、
とにかく非常にまずくて、すぐに破棄しました。

敬愛するデザイナーのヨーガンレールさんも、

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(画像、こちらからお借りしました。)

もうそろそろ、どこの誰が作ったのか分からない食べ物を信頼することを辞めたほうがいい、とおっしゃってた。

私もそう思っています(ストイックじゃないけれど♡
たまに食べるスナック菓子の甘い誘惑ったらないー)。
 
 
 
 

私は日々の食事という観点から見ると、
とても恵まれた環境で育ちました。

父と母は、美味しい物好きで、料理好きで、おしゃべり好き。
夜中まで大笑いしながら語り合って、お腹が空いて、
やおらアップルパイを作り出すような家庭でした。

特に母は農薬や食材への配慮があった人だったから、
(「あなた、お子さんのことを考えたらちゃんとしたところで食材買わなくちゃ!」
みたいなことお隣さんに言っちゃって、軽く引かれたこともあったらしい)

自然、私も食材に気を使うようになりました。

でも、ほんと、スーパーって添加物天国だから、
いちいち目くじらを立てていると、自分が疲れてしまって
ハッピーな循環とは、ほど遠くなります。

もちろんね、
口にする物を気をつけることはとても大事なのだと思う。
そして、常に情報をアップデートさせて、思い込みを外す努力も大事だと思う。
(塩は體に悪いとか、油とり過ぎはいけないとかね。)
自分の體の性質を知る努力をすることも大事だと思う。

 

でも、私が思うのは、
子どもたちの健やかな體(からだ)って、

“まずは母親の私が日々の暮しを家族と一緒に楽しむこと”
そして
“この世界を曇りなき眼でまっすぐ見つめること”

にかかっている気がするんです。
 
 
それはつまり、

日々の暮らしを満たしてくれている、“目に見えぬ豊かさ”
を魂全体で享受する。

邪にとりつかれていないか、
自分自身を、そして愛する家族をまっすぐに見つめる。

ということを大切にしながら暮らすことなのだと。
 
 
好きな物を食べて好きなだけ払っていくレストラン。

そこでの食事は、
食材の良さもあるだろうけれど、
善き心、楽しき心があるからこそ得られる、
深い幸せなのじゃないかな・・。
 
 
 
記事には“善意”って表現があって、

うーん、善意ってすごく難しいし、時にひとりよがりになってしまうけど、

関わる皆が楽しんでいて笑っていて、真心があれば
その“善意”は独善的ではなくなるのだろうね、

なんてことを主人と話しました。
 
 
最近「カフェやってほしい」と言われることが多いです。
 
私は知らない人のためにご飯は作れなくて、
その人のことを思いながらじゃないと作れないので、難しいな、と
言っているのだけど、

食で繋がる心の豊かさを思うと、
ああ、何かの形で、
素敵な方たちと食で繋がれるのも幸せだなーなんて、
思いました。
 
 
 
流れに身を任せようーー♡
 
今週はキャンプの準備、
そして来週は実家帰省、と、
そうこうしているうちに、
あっという間に子供の夏休みが終わります。。。

時の経つのが早いーー